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矯正歯科

歯並びを整えて
しっかり噛めるお口に

矯正歯科

矯正歯科治療は大きく言うと歯列を整えるために行いますが、Ⅰ期とⅡ期では異なる意味を持ちます。
成長途中に行うⅠ期治療は、歯が整列するための顎の幅を確保するので、土台作りの期間とも言えます。
一方、Ⅱ期治療は、最終的に歯並びを整えることを目標として行います。
矯正治療は外観を美しくすることに着目する方が多いですが、虫歯や歯周病を予防しやすくなるなど健康面の利点も多数あります。

歯並びの矯正の目的

矯正治療を考える方の多くは、見た目を美しくすることに着目しがちです。もちろん当院も美しい仕上がりを追求しますが、医療機関としては歯並びを整えて虫歯や歯周病のリスクを下げることや、かみ合わせを良くすることの健康効果も重視しています。また、歯並びが整うと食事や発音がしやすいですし、口臭が出にくい効果もあります。そのため矯正治療は、さまざまなメリットを持つ治療なのです。

  • Point.01

    虫歯や歯周病の進行を抑制

    歯並びが乱れていると歯磨きしにくい場所ができるので、結果的に歯垢や歯石が溜まります。すると虫歯や歯周病を発症するリスクが高まります。虫歯と歯周病は日本人が歯を失う2大要因ですから、矯正治療は歯を健康に維持することに役立つのです。

  • Point.02

    発声の機能が整う

    歯並びやかみ合わせの悪さは、発音のしにくさにつながります。発音をうまくできないと、コミュニケーションが取りにくいので、疎外感やコンプレックスにつながることもあります。また、かみ合わせや歯並びが良くなると、顔貌がスッキリするメリットもあります。

  • Point.03

    栄養素を摂りやすくなる

    歯並びやかみ合わせを整えると、かみ切る動作や咀嚼がしやすくなります。また、唾液の分泌も促進されますから消化吸収が良くなって胃腸の負担が減るなど、利点が豊富です。また、しっかりかめる状態なら、食事も美味しく感じられるでしょう。

歯が正しい位置に整えば見た目の改善にも

上顎前突(出っ歯)

下顎前突(反対咬合、受け口)

叢生(乱ぐい歯、八重歯)

空隙歯列(すきっ歯)

ひとくちに「歯並びやかみ合わせが悪い」と言っても、症例としては上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)のほか、規則性なくデコボコが見られる叢生などさまざまに分類されます。
どの症例であっても、矯正治療によって状態が良くなれば、患者様は見た目が改善されるという大きなメリットを獲得できます。当院はさまざまな矯正方法を提供していますので、多くの症例に対応可能です。

当院で扱う矯正装置

ワイヤー矯正

まず歯面にブラケットというパーツを張り付けて、そこにワイヤーを通します。そのワイヤーに張力をくわえることで歯列を整えるのが、ワイヤー矯正の原理です。歴史が古いので実績が豊富で、信頼性が高い利点があります。また適用症例が多いのもワイヤー矯正の特徴です。

治療期間
2年以上
治療回数
1回/月

Merit

  • しっかりと固定されるため、取り外しの必要がありません
  • 幅広い症例に対応しています

Demerit

  • 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
  • 装着時に痛みや違和感を覚えることがあります
  • 銀色の金属製のワイヤーをつかったりすると目立ちやすい傾向にあります
  • オーラルケアが難しく感じるようになります

マウスピース矯正

薄くて透明のマウスピースを使って行う矯正治療です。ワイヤー矯正のように目立たないので、治療を始めやすい方法として知られています。また、いつでも脱着できるので食事や歯磨きの際にストレスがありませんし、比較的痛みや違和感が少ないことも利点です。

治療期間
2年以上
治療回数
1回/月

Merit

  • 透明なので治療中なのが気付かれにくいように見えます
  • 非金属の素材で作製するため金属アレルギーの心配がありません
  • 取り外しができるので、ケアがしやすくなります
  • 取り外しができるので、装着時の圧迫感や痛みは少なくなります
  • 通院回数が少なくて済みます

Demerit

  • 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
  • 患者様の症例によっては使用できない場合があります
  • 一日の中で、装着時間が短いと、効果が出にくかったり、マウスピースとの適合性が悪くなり、作り直す可能性が出てきます

部分矯正(MTM・LoT)

部分矯正は、前歯などの気になる部分だけを移動させる治療方法です。全体を動かす矯正よりも費用負担が少なく、治療にかかる期間も短いなどメリットが豊富です。ただし、部分的にしか歯を動かさないので、かみ合わせの調整には向いていません。

治療期間
6か月程
治療回数
1回/月

Merit

  • 範囲が狭いため、気になる部分だけできるという気軽さがあります
  • 短期間、かつ低い治療コストで終わる可能性があります
  • セラミックなどの補綴治療と比べ、歯を削る量もほとんどありません

Demerit

  • 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
  • 全体の歯並びが悪い場合には使用が難しい
  • 全体的な矯正に比べてやや仕上がりに見劣りする場合があります

矯正歯科と歯のメインテナンス

24時間固定するワイヤー矯正においては、歯磨きがしにくいことや歯垢や歯石が付着しやすいことなどから、虫歯や歯周病のリスクが上がります。矯正治療を実施している期間中は定期的に通院していただきますが、その際には治療の進捗確認だけでなく、虫歯や歯周病のチェックも行っています。

予防歯科

費用について

矯正装置費用

診断料 ¥33,000
ワイヤー矯正 ¥770,000~¥880,000
ワイヤー矯正(調整料) ¥5,500/回
マウスピース矯正 ¥880,000~¥1,100,000
マウスピース矯正(調整料) ¥0
部分矯正 ¥385,000