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歯科用CTって何が見えるの?最新機器でわかること
東京都足立区青井、六町、五反野の歯医者、トータル歯科東京青井の理事長 高橋真広です。
今回は、「歯科用CTって何が見えるの?最新機器でわかること」についてお話をしていきます。
【目次】
1.歯科用CTとは?レントゲンとの違い
2.歯科用CTで「見えるもの」と「わかること」
3.歯科用CTが活躍する治療シーン
4.CTによって精度が上がる診断と治療の安全性
5.最新の歯科用CTの特徴と進化
6.歯科用CTの被ばく量と安全性について
7.CT撮影でわかる「インプラント治療の適性」
8.まとめ
1.歯科用CTとは?レントゲンとの違い
歯科用CTについてご説明します。
「CT」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思いますが、歯科で使用されるCTは「歯科用コーンビームCT(CBCT)」と呼ばれます。
これは、医科用のCTに比べて歯や顎骨の細部を高精度に立体(3D)で撮影できる装置です。
従来のレントゲン写真(パノラマやデンタル)は平面的(2D)な画像のため、奥行きや重なりの情報までは把握ができません。
一方、CTでは、骨の厚み・神経の位置・歯根の形態などを立体的に確認できるため、治療の精度が飛躍的に高まります。
2.歯科用CTで「見えるもの」と「わかること」
歯科用CTでは、一般のレントゲンでは見えない多くの情報が得られます。
【CTで見えるもの】
・顎の骨の立体構造
・神経や血管の位置
・歯根の形・長さ・角度
・埋まっている親知らずの方向や深さ
・骨の密度・厚み
・歯周病による骨の吸収状態
これらの情報により、「目では見えない部分の診断」が可能になり、より精度の高い診断や治療を行うことができます。
3.歯科用CTが活躍する治療シーン
歯科用CTは、さまざまな診療分野で使用されています。
・インプラント治療:骨の量や神経位置を正確に把握
・親知らずの抜歯:神経との距離を確認し、安全に抜歯
・根管治療(歯の神経の治療):歯の根の形や病巣の広がりを立体的に確認
・歯周病治療:骨吸収の進行具合を3Dで把握
・顎関節症の診断:顎関節の骨の形態や関節の動きを評価
CTの導入により、診断の「見える化」が進み、治療のリスクを大幅に減らせるようになりました。
4.CTによって精度が上がる診断と治療の安全性
従来のレントゲンでは見落とされがちだった小さな病変や、骨の内部構造の違いまで把握できるのがCTの最大の特徴です。
たとえばインプラント治療では、骨の高さや厚みが1mm単位で測定可能です。
また、親知らずの抜歯では、神経管(下顎管)との距離をミリ単位で確認できるため、神経麻痺などのトラブルを未然に防ぐことができます。
さらに、CT画像をもとにしたコンピューターシミュレーションにより、治療計画を正確に立てることができ、患者さんも術前に「自分の骨の状態」を一緒に確認できるようにもなりました。
5.最新の歯科用CTの特徴と進化
近年の歯科用CTは、性能の進化が著しく、次のような特徴を持っています。
・高解像度:小さな歯根や神経まで鮮明に描写
・低被ばく:従来のCTの約1/10程度の放射線量
・短時間撮影:約10秒前後で撮影完了
・3D解析ソフト連携:インプラントや矯正の治療計画に連動
最新の歯科用CTでは、撮影データをAI解析ソフトと組み合わせ、より正確で安全な診断が可能になっています。
6.歯科用CTの被ばく量と安全性について
「CT」と聞くと、「被ばくが心配」という声も少なくありません。
しかし、歯科用CTは非常に低被ばくで、安全性が確立されています。
たとえば、一般的な胸部レントゲンが約0.1mSvなのに対し、歯科用CTはわずか0.03〜0.1mSv程度。
これは、東京からニューヨークへ飛行機で往復する際に受ける自然放射線量とほぼ同程度です。
当院では、被ばく量をできる限り抑えた最新機器を使用し、必要な範囲だけを撮影しています。
7.CT撮影でわかる「インプラント治療の適性」
歯科用CTは、インプラント治療を行う上で欠かせない検査機器です。
【インプラント治療時にCTで確認すること】
・骨の高さ、厚み、密度
・神経や血管との位置関係
・インプラントを埋め込む最適な角度と深さ
・将来の被せ物の位置の予測
これらを術前に把握することで、正確で安全なインプラント手術が可能になります。
また、CTデータをもとに作製する「サージカルガイド」を用いることで、手術の際にドリルの位置をコンピューターで制御できるため、理想的な位置にインプラントを埋入することができます。
「骨が少ないからインプラントは難しい」と言われた方も、CTを用いた精密な診断によって骨造成(GBR)やサイナスリフトなどの追加処置で治療が可能になるケースも多くあります。
インプラント治療について検討している、話を聞きたい方はぜひ一度当院へご来院ください。
8.まとめ
歯科用CTは、これまで見えなかった部分を「見える化」し、より安全で確実な治療を実現する最新の診断機器です。
・骨、神経、歯根などを立体的に確認できる
・治療の精度、安全性が大幅に向上する
・被ばく量は少なく、安心して撮影できる
・インプラントや抜歯、根管治療などに欠かせない検査
当院では、最新の歯科用CTを導入し、インプラント治療をはじめとする高度な診療を行っています。
「自分の骨の状態を知りたい」「インプラントを検討しているけど不安」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
CTで“見える安心”を得て、より安全で正確な治療を受けましょう。
