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インプラント治療は何歳でもできるのか?

東京都足立区青井、五反野の歯医者、トータル歯科東京青井の院長 高橋真広です。
今回は、「インプラント治療は何歳でもできるのか?」についてお話をしていきます。

【目次】
1.インプラント治療とは何か?
2.年齢とインプラント治療
3.高齢者におけるインプラント治療の注意点
4.若い年齢でのインプラント治療
5.まとめ

 

1.インプラント治療とは?

インプラント治療とは、失った歯を人工的な歯に置き換える治療法です。この人工の歯の根っこの部分を「インプラント」と呼びます。
一般的には、チタンやジルコニウム製のスクリュー型のインプラントが顎骨に埋め込まれ、その上に人工歯が取り付けられます。これにより、見た目や噛み心地を自然な歯に近づけることが可能になります。

 

2.年齢とインプラント治療

「インプラント治療は何歳でもできるのか?」という疑問に対する答えは、基本的には「はい、できます」です。
しかし、年齢によっては注意が必要な点もあります。
 
まず、年齢制限があるとすれば、それは下限についてです。成長期の子供や若者にはインプラント治療は推奨されません。これは、顎の成長がまだ完了していないため、インプラントを埋め込む位置や角度が後にずれる可能性があるからです。
 
一方、高齢者については、健康状態や骨密度、口腔内の状況など個々の状態が影響します。高齢者でも十分な骨質と健康状態があれば、インプラント治療は可能です。

 

3.高齢者におけるインプラント治療の注意

高齢者の方がインプラント治療を受ける場合、いくつかの注意点があります。
まず、骨の分量です。
高齢者の場合、骨が薄くなり、インプラントを支えることが難しくなる場合があります。これに対しては、骨造成術という方法で対応することが可能です。
 
次に、全身疾患です。
糖尿病や骨粗鬆症などの全身疾患がある場合、インプラント治療に影響を及ぼす可能性があります。医師とよく相談し、全身の状態を考慮に入れた上で治療計画を立てることが重要です。

 

4. 若い年齢でのインプラント

一方、若い年齢でのインプラント治療も考えられます。しかし、先述したように顎の成長が完了していないと、インプラントの位置がずれる可能性があります。
そのため、一般的には20歳以上で成長がほぼ完了した方が対象となります。
 
その上で、若い年齢では、口腔衛生管理の面からもインプラント治療は有益です。インプラントは自然な歯と同じように噛むことができ、周囲の歯に負担をかけにくいのです。これにより、将来的な歯の健康維持にも寄与します。

 

5. まとめ

インプラント治療は、基本的には年齢に関係なく可能です。
ただし、成長期の若者や全身疾患を持つ高齢者など、特定の状況では注意が必要です。それぞれの身体状況や生活習慣を考慮した上で、適切な治療計画を立てることが大切です。
どの年齢であっても、インプラント治療を考えている方は、まずは信頼できる歯科医師と相談してみてください。
当院でもインプラント治療を行っておりますので、ご不明な点がありましたらお気軽にご連絡くださいませ。