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親知らずと口内炎の関係性について
東京都足立区青井、六町、五反野の歯医者、トータル歯科東京青井の理事長 高橋真広です。
今回は、「親知らずと口内炎の関係性について」お話をしていきます。
【目次】
1.口内炎はなぜできるのか
2.親知らずとはどんな歯?
3.親知らずと口内炎が関係する理由
4.親知らずが原因で起こる口内炎の特徴
5.口内炎が治らない場合に考えられるリスク
6.親知らずを抜くべきケースとは
7.親知らずを抜かずに様子を見る場合の注意点
8.口内炎を悪化させないための対処法
9.歯科医院で行う治療と検査
10.まとめ
1.口内炎はなぜできるのか
口内炎は、多くの方が一度は経験したことのある身近な症状で、頬の内側、舌、唇の裏などに白っぽい潰瘍ができ、食事や会話のたびに痛みを感じる炎症のことです。
口内炎の原因は一つではなく、主に次のようなものがあります。
・物理的な刺激(噛んだ、歯が当たる)
・ストレスや疲労
・免疫力の低下
・栄養不足
・細菌の増殖
この中でも、長期間同じ場所に刺激が加わるケースでは、なかなか治らず、繰り返し口内炎ができることがあります。
2.親知らずとはどんな歯?
親知らずは、前から数えて8番目に生えてくる永久歯で、正式には「第三大臼歯」と呼ばれています。
多くの場合、10代後半から20代にかけて生えてきますが、現代人は顎が小さい傾向にあるため、
まっすぐ生えずに傾いたり、部分的にしか生えないケースが非常に多いです。
特に問題になりやすいのが、
・斜めに生えている
・横向きに埋まっている
・歯ぐきから少しだけ顔を出している
といった親知らずです。
3.親知らずと口内炎が関係する理由
親知らずと口内炎は、実はとても深い関係があります。
その理由は、親知らずが口の中の粘膜を慢性的に刺激しやすい位置にあるからです。
具体的には、
・親知らずの尖った部分が頬の内側に当たる
・半分埋まった歯の周囲に細菌が溜まりやすい
・炎症が起こりやすい環境になる
こうした状態が続くと、同じ場所に何度も口内炎ができるようになります。
「毎回同じ場所に口内炎ができる」という方は、親知らずが原因であることが非常に多いです。
4.親知らずが原因で起こる口内炎の特徴
親知らずが関係している口内炎には、いくつか特徴があります。
・奥歯の近くにできる
頬の奥や歯ぐきの後ろ側など、親知らずの近くに集中してできやすいです。
・何度も繰り返す
治ったと思っても、しばらくするとまた同じ場所にできることが多いです。
・噛むと強く痛む
親知らずが当たることで、食事のたびに刺激され、治りが遅くなります。
・腫れや違和感を伴う
口内炎だけでなく、周囲の歯ぐきが腫れていることもあります。
5.口内炎が治らない場合に考えられるリスク
通常の口内炎であれば、1週間から10日ほどで自然に治ることが多いです。
しかし、2週間以上治らない口内炎や、何度も同じ場所にできる場合は注意が必要です。
考えられるリスクとしては、
・親知らず周囲の慢性炎症
・智歯周囲炎の前段階
・粘膜への継続的な外傷
・まれに口腔内の他の病変
があります。
特に親知らずが原因の場合、根本的な原因を取り除かない限り、薬を塗っても再発を繰り返します。
6.親知らずを抜くべきケースとは
次のような場合は、親知らずの抜歯を検討した方が良いケースです。
・親知らずが斜め・横向きに生えている
・口内炎を繰り返している
・親知らずの周囲が腫れやすい
・歯磨きがしにくく汚れが溜まりやすい
・手前の歯にも悪影響が出ている
抜歯と聞くと不安に感じる方も多いですが、原因を取り除くことで、長年の悩みが一気に解消されることも少なくありません。
7.親知らずを抜かずに様子を見る場合の注意点
すべての親知らずを必ず抜く必要はありません。
・完全に骨の中に埋まっている
・炎症や痛みがない
・周囲の歯や粘膜に影響がない
このような場合は、定期的にチェックしながら経過観察することも可能です。
ただし、口内炎を繰り返している場合は、「様子見」で改善することはほとんどありません。
8.口内炎を悪化させないための対処法
親知らずが原因で口内炎ができている場合、一時的な対処として以下を意識しましょう。
・親知らず周囲を丁寧に清掃する
・強く当たる場合は歯科用ワックスを使う
・刺激物やアルコールを控える
・しっかり睡眠をとる
・免疫力を下げない生活を心がける
ただし、これらはあくまで応急的な対処であり、根本的な解決には歯科での診断が必要です。
9.歯科医院で行う治療と検査
歯科医院では、
・視診
・レントゲン検査
・必要に応じてCT検査
を行い、親知らずの位置や状態を正確に把握します。
そのうえで、
・抜歯が必要か
・どのタイミングが良いか
・難易度やリスク
を丁寧に説明します。
口内炎の治療だけでなく、なぜそこにできているのかを明確にすることが重要です。
10.まとめ
口内炎はよくある症状ですが、繰り返す場合や治りにくい場合は注意が必要です。
特に、
・奥歯の近くにできる
・同じ場所に何度もできる
・親知らずがある
こうした条件が揃っている場合、親知らずが原因である可能性は非常に高いといえます。
トータル歯科東京青井では、親知らずの状態と口内炎の関係をしっかり診断し、患者様にとって最適な治療方針をご提案しています。
「口内炎がなかなか治らない」
「同じところに何度もできる」
そんなお悩みがある方は、ぜひ一度当院までご相談ください。
