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子どもの歯並び相談は何歳から？
東京都足立区青井、六町、五反野の歯医者、トータル歯科東京青井の理事長 高橋真広です。
今回は、「子どもの歯並び相談は何歳から？」についてお話をしていきます。
【目次】
1.はじめに
2.歯並びの問題が現れる時期とは？
3.歯並びに影響を与える主な要因
4.子どもの歯並びに気づいたら、いつから相談すべきか？
5.歯科矯正の効果的な開始時期とその理由
6.歯科矯正の方法とその進行具合
7.早期相談のメリットとデメリット
8.まとめ
1.はじめに
歯並びに関して心配を抱えている親御さんは多く、特に子どもの歯並びは乳歯から永久歯に生え替わる時期に気になります。
歯並びが悪いと見た目が気になるだけでなく、噛み合わせの不調が生じる場合もあります。
今回は歯並びの問題を早期に解決するために、子どもにとって最適な歯並び相談のタイミングと、治療の進め方について詳しくお伝えいたします。
2.歯並びの問題が現れる時期とは？
子どもの歯並びの問題が本格的に現れる時期は、乳歯から永久歯に生え替わる時期です。
通常、6歳頃から乳歯が抜け始め、永久歯が生えます。
この時期は歯並びや噛み合わせが崩れやすくなるため、矯正について非常に重要な時期となります。
特に7歳から8歳くらいになると、永久歯の生え方に影響が出る可能性があります。
この段階で歯がうまく並ばなかったり、歯列に隙間ができたりする場合、将来的に歯並びが悪くなる可能性が高くなります。
3.歯並びに影響を与える主な要因
子どもの歯並びには、さまざまな要因が影響を与えます。
主な要因として、以下の3つが挙げられます。
(1)遺伝的要因
歯並びに最も影響を与える要因は遺伝です。
両親の歯並びが悪い場合、子どもも同じように歯並びに問題が現れることがあります。
例えば、親が出っ歯や乱れた歯並びを持っている場合、子どもにもその影響が及びやすくなります。
(2)生活習慣
子どもの生活習慣も歯並びに影響を与えます。
例えば、指しゃぶりや口呼吸が習慣になっている場合、歯の成長が正常に進まないことがあります。
これらの習慣が続くと歯がきれいに並ばないことがあり、早期に改善することが必要になります。
(3)顎の成長と発達
顎のサイズや形は、歯並びに大きな影響を与えます。
顎が小さいと、歯が並ぶスペースが不足し、歯が重なったり、出っ歯になったりします。
また、顎の骨の発達が不十分だと、噛み合わせに問題が生じることもあります。
4.子どもの歯並びに気づいたら、いつから相談すべきか？
子どもの歯並びに問題を感じたら、早めに相談を始めることが重要になります。
一般的には、6歳から7歳の間が相談を始める最適なタイミングです。
この時期に永久歯が生え始め、歯並びに関する問題が顕在化しやすいためです。
歯並びに関する問題が見られた場合、早期に専門の歯科医師に相談することで、必要な治療が早期に開始でき、治療効果も高まります。
相談のタイミングが遅れると歯並びの改善が難しくなることもありますので、気になることがあれば早めに受診することをお勧めします。
5.歯科矯正の効果的な開始時期とその理由
歯科矯正治療を開始する時期は、子どもの成長段階によって異なります。
以下の2つの時期が、特に矯正治療において効果的です。
(1)第一期（6歳から12歳）
この時期は乳歯から永久歯への生え替わりが進んでいるため、歯並びを調整しやすい時期です。
特に6歳から8歳の時期に矯正治療を始めることで、永久歯が適切な位置に生えるように誘導できます。
この時期に矯正治療を始めると、治療期間が短くより自然な歯並びに近づけることが可能になります。
(2)第二期（12歳から15歳）
第二期は、顎や歯がほぼ成長を終えた段階での矯正治療となります。
この時期には歯並びを整えるために本格的な矯正が行われますが、第一期に比べて治療期間が長くなることがあります。
6.歯科矯正の方法とその進行具合
矯正治療の方法にはさまざまな種類があります。
(1)ブラケット矯正
最も一般的な矯正方法で、金属のブラケットを歯に取り付け、ワイヤーで歯を動かします。
この方法は、歯並びの問題に幅広く対応できるため多くの患者様に適用されます。
(2)マウスピース矯正
透明なマウスピースを使用する矯正方法で、ブラケットに比べて目立ちにくく装着が簡単です。
(3)拡大装置
顎の成長を促進し、歯並びを改善するための装置です。
特に顎の成長が不足している場合に使用されます。
7.早期相談のメリットとデメリット
早期に歯並びに関する相談をすることで以下のようなメリットがあります。
【メリット】
・早期発見：歯並びの問題が早期に発見されることで、適切な治療法を選ぶことができます。
・軽度の矯正治療：問題が早期に発見されると、軽度の矯正で治療が可能になることがあります。
・成長を利用した治療：成長期の顎の発達を活かした治療が可能となります。
【デメリット】
・不安になる可能性：早期に問題を見つけると親御さんが不安になることもありますが、それでも早期のご相談、治療をお勧めいたします。
8.まとめ
子どもの歯並びに関する相談は6歳から7歳を目安に始めることが望ましいです。
この時期に矯正治療を始めることで、効果的に歯並びを改善でき、将来的に大きな問題を防ぐことができます。
また、早期に相談することで、子どもの成長に合わせた最適な治療が進められ、より短期間で自然な歯並びを実現することができます。
当院では小児矯正に力を入れ取り組んでおります。
矯正について何かご不明な点や気になる点がありましたら、お気軽にご相談ください。